【個人向け】最優先で加入すべき保険は?

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

本記事では、個人で「最優先で」加入すべき保険は何か?について解説します。

それはズバリ「個人賠償責任保険」です!

個人賠償責任保険は日常生活において自身の過失により第三者へ迷惑をかけた(ケガをさせた、モノを壊した)場合に負担する損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険です。

要するに他人に対する損害賠償金を裏で支える保険です。

なぜこの保険が最優先で必要かというと、

①損害賠償金は高額になる可能性があり、自分の貯金等では財源が大きく不足する可能性があること、②相手方への支払が必要となるため、支払わなくてよいという選択肢が選べないことがあるためです。

①損害賠償金が高額となる可能性があるについて、過去の事例で大学生が自転車で道を徒歩で通行中であった医師と接触し、医師が亡くなってしまった事案で約2億円の損害賠償の支払いが命じられた事案があります。

自転車という誰でもいつでも乗れるアイテムにおいて、2億円という高額な支払事案が発生しうるのです。

自宅が火災で全焼してしまった場合でも、そもそも自宅が数千万円単位であれば、最大でもその金額になり、億円単位となる損害が発生することはあり得ません。一方で、損害賠償ではいつでも億円単位の支払が起こりるのです。

保険の主な目的は「小さな掛金で大きな補償を確保すること」「定期的に費用を支払い、突発的な大きな支出を平準化すること」です。個人賠償責任保険は、保険の主目的に最も適した保険なのです。

また②について、火災保険や自動車保険における車両保険を例にとって考えてみると、自宅が全焼した場合でも、仮に親族宅や実家に戻るという選択肢があれば、再度家を購入する必要はありません。自動車も同様に、事故で全損になってもその日以降公共交通機関で移動するのであれば買い替え不要です。

一方で個人賠償責任保険においては、相手方に迷惑をかけている手前、損害賠償金を相手方に支払わなくてよいという選択肢がなく、支払いは必須であるということに疑いの余地はないと思います。

賠償金を支払わなければいけない=支払うための財源が必要です。急に数億円の支払いを求められてもすっと支払え方は多くはないと思います。支払う財源がないのであれば、保険でカバーするしかないのです。

これらが個人賠償責任保険を最優先で加入すべきと推奨する理由です。

「小さな掛金で大きな補償」「定期的に費用を支払い、突発的な大きな支出を平準化する」そして、「自分で支払えない大損害に備える」という保険の主目的を確認することで、いかに個人賠償責任保険が必要かはお分かりになるかと思います。

個人賠償責任保険は単体では販売されておりません。火災保険・自動車保険・傷害保険などに特約として付帯することで加入が可能です。ぜひご検討ください。

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