こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
本記事では、火災保険・地震保険の検討や見直しにあたって、
「まずは敵を知る」ことを目的とし、火災保険料(掛金)が決定される
計算式及びその項目をご紹介します。
保険会社や保険代理店から、「火災保険が値上げになります」と説明されても、それが何の影響で値上げなのか?自分固有の事情なのか、日本全体的な事情なのか?がわからないと、腹落ちできず、改善を図るための策も思い浮かびづらいと考えます。
まず火災保険はどのような内容で保険料が決定されるのかを理解し、
限られた予算で自分に合った補償にするためにはどうすべきか?
保険料が削減するためにはどうすべきか?など、
保険会社や代理店に丸め込まれないための対応策を考えていきましょう!
火災保険料の計算式は以下の通りです。
「保険料(掛金)」=「保険金額」×「保険料率」
そして、保険金額・保険料率はそれぞれ以下の項目で決定します。
【保険金額】
・保険の対象物(建物and/or家財)
・保険金額設定基準(新価(再調達価額)or時価)
・保険の対象物の資産金額
※主に保険に関する定量面によって決定し、受け取れる保険金の金額の大小へ影響
【保険料率】
・物件所在地
・物件の構造(鉄筋or鉄骨orその他)
・担保危険(補償される事故)
・免責金額(一回の事故あたりの自己負担額)
・付帯する特約等
※主に保険に関する定性面によって決定し、保険金の受取可否(補償可否)へ影響
多くの方は「保険料を引き下げるために保険を見直したい!」というと、
主に保険料率へ影響する担保危険や特約の付帯有無等から検討を始めます。
ですが、保険料率は複数要素が複雑に絡み合って決定されるため、担保危険や特約を半分にしたからと言って、保険料は半分へは下がらないことが多いです。
一方で、上記の計算式を理解していれば、保険金額の増減(対象資産金額の増減)が保険料へ直結していることがわかるため、保険金額を見直すという選択肢を持つことができます。
(保険金額を半減=保険料を半減させることが可能)
※保険金額を適当にいじって設定することで発生する危険については別記事でご説明いたします。
このように保険料が何から決定されるのか、その構成要素は何なのかを知ることで、保険の見直しが容易になります。
上記の保険料決定要素(保険金額/保険料率の構成要素)の詳細や、それらを活かした、保険の検討・見直しポイントについては「火災保険/地震保険 補償内容確認・見直しチェックシート」をスキル共有サイトのココナラで販売しております。ご覧いただけますと幸いです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
少しでも皆様の保険見直しへ貢献できますと幸いでございます。
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