こんにちは、ぽくつライフです。
本日は靴磨きの工程と使用する用具についてご案内いたします。
写真の①~⑨が靴磨きで使用する道具です!名称は以下の通りです。
靴磨き道具は東急ハンズやAmazon等のネット通販で購入可能です!
①馬毛ブラシ
②クリーナー(汚れ落とし)
③ウエス(綿100%の布)※Tシャツや靴下等でも代用できます。
④靴クリーム
⑤豚毛ブラシ
⑥ワックス(ポリッシュ)
⑦ハンドラップ(水が欲しいだけなので水が入る容器等であればなんでもOKです)
⑧ネル生地(フェルト生地の布)
⑨山羊毛ブラシ
上記の道具の使用方法を靴磨きの工程とともに紹介します。
本日ご紹介する工程はあくまでも一般的な工程です。時短工程や、ソールケア、コバ(アッパーとソールの間)のケアなどは別記事にてご紹介いたします。
1 汚れ落とし工程(使用する道具、①、②、③)
1-1 ①馬毛ブラシでブラッシング(付着した埃や汚れを箒で掃うイメージ)
1-2 ②クリーナーを③ウエスに適量とり、靴の表面をささっと拭き汚れを落とす
→ウエスに汚れや前回以前に塗ったクリームが付着します。(全般的に汚れといいます)
→その汚れがクリーナーを塗ってもうっすらしか付着しなくなるまで繰り返します。
これで1汚れ落とし工程が終了です。おそらくクリーナー使用前より革質がマットな質感になると思いますが問題ありません。
2 栄養補給(使用する道具:③、④、⑤) ※最重要工程
2-1 ④クリームを指に米粒2,3粒分をとり、靴に塗布していきます。
→クリームが足りなくなったら、同量程度をまた指に塗り靴全体にクリームが塗りわたるまで繰り返します。
→ポイントごと(つま先、サイド、かかと、など)に区切って塗っていくとわかりやすくなります。
2-2 指で塗ったクリームを⑤豚毛ブラシを使用しブラッシングをしていきます。
→指で塗ったクリームを、より革の内側に浸透させるべく行う工程です。力を入れてブラッシングして問題ございません。
→また、指で塗ったクリームは場所によりムラになっている場合もあり、均一化させる意図もございます。
※このタイミングで革靴が一気に光り輝いてきます!
2-3 ③ウエスを使用し靴全体を乾拭き
→付着した革内部まで浸透しなかった余分なクリームをふき取ります。
【注】乾拭きを怠ると革表面に残ったクリームに埃が付着し、埃が水分を吸収することにより「カビ」の原因にもなりかねません。じっくり乾拭きを行っていきましょう。
※この工程でもう一段階革靴が輝きだします!革靴に栄養が補給され革本来の輝きを取り戻します!快感を味わえます!
3 ワックスで鏡面仕上げ(使用する道具:⑥、⑦、⑧、⑨)
※ここからはいわゆるお化粧工程です。革本来の輝きで履きたい方は行う必要はございません。また工程的にも中級者以上向けになります。
3-1 ⑥ワックスをつま先、かかとの芯材が入っている個所に塗布。
→鏡面仕上げ(鏡のように輝く)ための下地作りです。同じ個所にワックスを3~5回程度塗って、革靴の毛穴をワックスで埋めていきます。
→この工程によりワックスを塗布した箇所は一度マットな状態に戻ります。今後の鏡面仕上げ(ジャンプ)に向け、一度かがむ状態です。
3-2 ワックスを塗布したら15分程度ワックスを乾かす。
→ワックスを乾かすことで次工程以降で鏡面仕上げがしやすくなります。
3-2 ⑧ネル生地を指に巻き⑦ハンドラップから少量水をとり、湿らせたネル生地に⑥ワックスを少量とり、3-1でワックスを塗った箇所を「やさしく」磨いていきます。
→お好みの輝き具合になるまで複数回同じ工程を繰り返します。
→ワックスと水で革靴に膜を作り、まるで革靴が鏡のように光ってきます!
3-3 ⑨山羊毛ブラシでブラッシング(省いてもOK)
→鏡面仕上げしていない箇所を山羊毛ブラシでブラッシングします。
3-4 ⑧ネル生地に⑦ハンドラップを使用し水を少量だけつけ、水研ぎを行います。
→ワックスを塗布した箇所のみだけでなく、靴全体を水研ぎしていきます。
→やりすぎはよくないので、1~2回程度にしましょう!
以上が靴磨きの一通りの工程となります。
Before-After写真を載せておきます。ぜひご参考にして靴磨きを実践いただけますと幸いです。(いい写真がなく、わかりずらく恐縮です、、。)
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